ロックンロールは鳴り止まない：Lumière!：SSブログ

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ロックンロールは鳴り止まない　[ROCK'N'ROLL] [編集]

ピストルズ、ストゥージス、ダムド、デビッド・ボウイ、

ベルベッツ、ストーンズ、T-レックス、ドアーズ、ジミヘン、

テレビジョン、ルースターズ、スミス、ジョイ・ディビジョン、

ニック・ケイヴ、マイブラ、スウェード、、、、

最近私は、神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まない」を聴いて、
結構な衝撃を受けたのですが、
そして恐らくは、ここ10年くらいの間にリリースされた音楽のなかで（世界的に）
もっともロックンロールな、奇跡的な名曲かもしれない、と思っているのですが、

これを機に、かつての私に衝撃を与え、
私の中で鳴り止まなかったロックンロールというものを
あらためて振り返ってしまいました。

「ロックンロールは鳴り止まない」では、ピストルズを
初めて聴いたときはなにがいいのかわからなかった、
でも後日聴きなおしてみたら、イヤホンとってもぜんぜん鳴り止まない、
といったようなことが歌われているけれども

これ、すごくわかります。

この、「鳴り止まない」というかんじ。

まあ、少なくとも、人間はこういう経験によって、
何らかの音楽にはまってしまうのだろうけれども。

私自身は、確か高校3年生のとき、
ピストルズの "Pretty Vacant" を初めて聴いて（というかテレビで見て）、
なんだこれは？かっこいい！と思い、
即アルバムを買って、そしてレコードに針を落とし、

１曲目のイントロのギターが聞こえてきた瞬間に、
頭を殴られるような衝撃を受け、全身の血が煮えたぎるような感覚を
感じたのをいまだに覚えています。

今思えば、それが私にとっての、最初のロックンロール体験だったかも。

でも、ストゥージズを初めて聴いたときは、正直なんだかわからなかった。
その曲は "Funhouse" だったのを今でも覚えているのだけれど、
そのときは確か、私はまだ中学生だったから。。

でも、大学生になってから、アルバム "Funhouse" を聴いて
それこそすごいショックを受け、はまりました。

上にあげたアーティストたちの作品に衝撃を受け、
ロックンロールというものに取りつかれてしまい、さらには
その勢いで楽器を手にしてバンドを結成してしまった、
という経験を持つ人というのは、もちろん私だけではなくて、
ここ日本でも、少なく見積もっても、
毎年数百人は輩出されているのだろうと思われます。

そして少なからず、人生を狂わされているんだろうなと。。

そしてその人たちの年齢は、たぶん10代後半から20代前半で
そして私自身も、これらの音楽に衝撃を受けたりしていたのはやはりその頃で、

30才を過ぎたら、落ち着いちゃって、こんな音楽聴かなくなるんだろうな、
なんて思っていたけれど、実際、妙齢に達した現在、

ぜんぜん聴いてます。

特にデビッド･ボウイやストゥージスなんかは、
いまだに週に何度か必ずといっていいほど聴いてます。

いまだに "Down on The Street" のイントロを聴いただけで、
無条件にテンションがあがります。

そして、人生を少し振り返ると、これらのロックンロールというものが、やはり
私の人生や価値観などを、大きく変えてしまったんだなあ、と
その影響力の大きさを痛感してしまいます。

100年後のワカモノたちも、上に挙げたロックンロールによって衝撃を受け、
そして人生を狂わせていくのでしょうね。。

ロックンロールというのは、本当に偉大だなあ、と。