れうれう、いかいか

先日「５時に夢中」（5/31）を見ていたら、
岩井志麻子さんが、
江戸時代には、女性の泣き声を表現したことばで

「いかいか」、「れうれう」

という言葉があって、これはすごく怖い、ゾーッとする、
とおっしゃっていたのだけど

たしかに「さめざめ」とか「しくしく」なんかより
よっぽど怖い気がする。


夜毎にれうれうと泣ける女の声聞こえけり

などという文章があったとしたら。


江戸の言語感覚はすごい。

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鏑木清方　『遊女』