ゴビンダさん 釈放 [心理・犯罪]
1997年、渋谷区で東京電力の女性社員が殺害された事件で、
強盗殺人罪で無期懲役が確定していた、ゴビンダ・プラサド・マイナリさんが、
再審開始及び刑の執行停止の決定を受け、釈放されました。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1373
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120615/k10015859091000.html
http://www.jca.apc.org/govinda/
彼が無罪だとすれば、本当によかったと思いますし
この15年間、本当につらかっただろうと思います。
ただ、この事件について私が思うことは、以前の記事にも書いたことがありますが
私は彼の無罪を信じて、彼を支援するわけでもなく
かといって彼が有罪だと思うわけでもなく、まあ、司法の手に委ねるのみですが
とにかく酷い、と思うのは、
彼が逮捕され、裁判にかけられたときの、警察及び検察側の態度です。
私が本件に関する本を読んだり、調べたりしたところによれば、
それは明らかに、とにかく誰でもいいから犯人に仕立て上げて、
とっととこの件を決着させてしまおう、という意図がみえみえなのです。
そのやり方があまりにもひどい。
これが日本の警察と、検察の実情なのか、と
驚くと同時に憤りを感じました。
しかしこれは、いったい何を意味するのか?
なぜ、彼を犯人に仕立て上げる必要があるのか?
なぜ、決定的な証拠があるわけでもないのに(事実、犯人を特定する直接の証拠はなく、
検察側は状況証拠を積み上げて起訴したが、一審では無罪)、
最初から、彼を犯人と決め付けていたのか?
ここが、すごく気になるのです。
東電 殺人 真相
で検索すると、まあ、うわさ・憶測・勝手な想像の域を出ないものでしょうが、
いろいろ出てきますね。。
いずれにしても、なにか、裏がある。。
そう思わずにいられない。
そして、このような酷い状況が警察・検察の実情なのであれば
そこにこそメスを入れられて然るべき、そう思うのです。
今後もこの事件の行方はフォローしていきたいと思います。
眠らない女―昼はふつうの社会人、夜になると風俗嬢 (幻冬舎アウトロー文庫)
- 作者: 酒井 あゆみ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/06
- メディア: 文庫
Rogier van der Weyden, The Last Judgment Polyptych,
1446-52
Oil on wood, 215 x 560 cm
Musée de l'Hôtel Dieu, Beaune
2012-06-17 21:52
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