濱マイク　DVDブック：Lumière!：SSブログ

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濱マイク　DVDブック　[映画・芸能] [編集]

先日近所のツタヤで雑誌を見てたら、
なんと、濱マイクのTVドラマ版のDVDが置いてあるのを偶然発見。

最近、廉価版DVDブックとして発売されたらしい。

即買いしてしまった。

これ見てたなぁ。
面白かったし、出演者も結構好きな人が多かったし。

これ、もう10年前。。　いや、もっとかな。
時の経つのは早すぎる。

松方弘樹が出てる回を当時見逃してて、ずっと見たいと思ってたので
この vol.3 をまずは買ってみた。
SIONが出てる最終回も入ってるし。

濱マイクは、映画版は見たこと無いのでわからないけど
ドラマ版のほうは、この空気感っていうのか、なんか、そういうのが好きなんだけど

こういう日本のふつうの商店街みたいなのを舞台にかっこいい映像を撮る、
っていうのは、この頃から始まったのかな。
それまでは、かっこいい映画とかオシャレな映画っていうのは、
そのへんの商店街なんか絶対使わなかったから、ものすごく新鮮だった気がする。

あとなにげに、けっこう泣ける話が多くて。

でも、話としてなけるんじゃなくて、ちょっとしたシーンで泣ける。

たぶん、人間愛みたいなものが感じられるのかな。
それがいいっていうね。
ていうか、泣けるってのはそういうことなんだろうな。

あと、どの回だったか忘れたけど
ストゥージスの 1970 がかかるシーンがあったのを強烈に憶えてる。
そのシーンにはまりすぎてて、これには、鳥肌がたった。
素晴らしかったなぁ。

誰が出てたのかとか、それ以外のシーンは全く憶えてないけど。。

で、松方弘樹が出てる回を見てみたんだけど、
なかなか面白い。

でも、クライマックスシーンというか、殺し屋・松方が、殺しのためにホテルに突入するところ、
これが私にはダメだった。

というのも、これを見た瞬間、タクシー･ドライバーのクライマックス、
つまりデニーロがモヒカン頭で売春宿に突入する、
あのあまりにも最高なシーンを思い出してしまって、
そうなると、どうしてもお粗末に見えてしまったから。

まあ、アメリカ映画史上屈指の名作と比較するのは酷だし、
製作側としても、別にそんなの狙ってないよ、ってところだろうけど

でもやっぱり、それを抜きにしても、
まあ、すごく凝ってるし、力が入ってるのもわかるんだけど、
こういう作り方を面白いとか良いとか思うセンスっていうのは、
私にはわからなかった。

それに、全体的に、作りこみ過ぎ感というか、かっこいいもの作ろう、
という意気込みが強すぎる感じで、うーん　どうなんだろう、とも思ったし。

私は、タクシードライバーとか、警視-Kみたいなリアルな演出こそが最高だと思ってるので
作りこみ感とか過剰演出みたいなものは、アレなので。

でもまあ、とはいいながらも、
最初から最後までいろんな仕掛けがあって、面白いのは確か。
それぞれの役者の持ち味も生かされている。

他の作品も買ってみようとは思ったけど、とりあえず、
今回買った分の全４話分見てから。

ところで、警視-K はいつになったらDVD化されるんだか。。