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プロヴァンス旅行記 (3) [旅・おでかけ・写真]

PICT3769.JPG




さて、前回の続きですが

サン・ソヴール教会を見て、昼食を食べたあと、
エクス・アン・プロヴァンスから、TGVでアヴィニヨンに移動です。

町の中心から結構離れているエクスのTGV駅(Gare TGV)への移動には、バスを使いました。
バス乗り場(Gare Routière)は、街の中心部であるロトンドの噴水から、Av. des Belgesに沿って
南西に向かって歩いて数分の、Av. de l'Europeにあります。
チケット売り場も乗り場も分かりやすいです。
乗り場はQuai4であることを予め調べておいたのですが、まあ、調べるまでもなく。

Gare TGVまでのバスは、昼間でも15~20分おきに出ていて、便利です。 
ちなみにバスはMarseille空港行きのバス(Navette)で、その途中、Gare TGVに止まるものです。
運賃は 3,60 euro。

バスがバス停に到着すると、バスのトランクが開いて、みんなそこに自分の荷物を入れていました。
これが日本だったら、運転手がやってくれるところですが、そんなの日本だけですね。
また、いわゆる路線バスとは違って、成田から出てるリムジンバスみたいなもので、
全員ちゃんと座れます。

そして、15分くらいで Gare TGV 到着。 出発から到着まで見事に時刻表どおり。
山を切り崩したような、駅の裏口みたいなところで下ろされて、エレベータで上にあがります。

表はこんなかんじなんですけど。

PICT3747.JPG


チケットは、日本で予めSNCFのサイトから予約していました。
TGVのチケットの予約代行みたいな日本のサイトがありますが
それは実際の値段より何割か高くなります。当たり前ですけど。
なので、仏語がわかる方には、SNCFのサイトからの予約をお勧めします。

予約自体は難しくないのですが、問題は、チケットの受取方法。
3種類あるのですが、その違いがいまいちわかりにくく、迷うかもしれませんが
駅で受け取る、という方法を選択すれば問題ありません。

以下、予約した際に受け取ったメールの引用をしておきます。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Votre voyage
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Référence de dossier : xxxxx (予約番号)
Nom associé : xxxxx (私の名前)

Vous avez choisi : Le retrait en Gare ou Boutique
Pour retirer votre commande, il vous suffit de vous présenter en gare ou boutique SNCF, muni de votre référence dossier et du nom mentionnés ci-dessus.
Vous devrez présenter la carte bancaire utilisée lors du paiement (carte en cours de validité). Votre code confidentiel sera également demandé, vous ne serez pas débité.
Remarque : pour tout retrait de billet en boutique Rail Europe hors de France, des frais supplémentaires d'un montant de 10euro (CHF 15.- en Suisse) vous seront demandés sur place.

Vos bagages doivent être chacun munis d'une étiquette mentionnant vos nom, prénom et adresse.

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


要するに、TGVに乗る際、駅の窓口で、
1)予約時に受け取ったメールをプリントアウトしたもの
2)予約時の支払に使用したクレジットカード
を見せれば、チケットがもらえます。(なので、支払に使ったクレジットカードを忘れないように

ちなみに、このようにチケットを受け取ることを、仏語で "retrait" といいます。


PICT3748_Gare_Aix_TGV.JPG


上の引用したメールの最後にも書いてあるように
TGVに乗るときに注意することは、自分の荷物全てに、住所・名前を書いたタグをつけること
これはobligatoire(義務) らしいです。

でも、チケットを受け取る際には、そんなことは言われないので(さすがフランス。。)、
要注意。 タグは、窓口にあります。
タグがついていない荷物を、TGV車内やプラットフォームなどに放置してしまうと、
テロ防止のため、爆破されても文句は言えないそうです。。

でも結局、ノーチェックでしたけど。
まあ、アヴィニヨンまでわずか20分だったから、というのもあるかもしれないけど。

プラットフォームにはちゃんと掲示板があって、どこが何両目かすぐわかるように
なっています。 これは結構感心しました。


DSC_0112.JPG


これで、自分の乗る車両がどこなのか、ひとめでわかります。
ただ、乗って気づいたのですが、車両と車両の間の行き来ができませんでした。
偶々私が乗ったのがそうで、全部が全部ではないのでしょうけど、
例えば、とりあえず近くの乗り口から飛び乗って、あとで移動しよう、
などと思ったら、自分の席までたどり着けない、ということもあり得るわけで、
これは要注意です。

で、美しいプロヴァンスの車窓を眺めつつ、あっというまにアヴィニヨン到着。
現代建築的な美しさの、立派な駅でした。


PICT3749_Avg_TGV.JPG


ここからアヴィニヨンの街の中心部までは、バスが出ています。
外に出ると、バス停があり、チケットはその近くの小さな売り場で買えます。(1,20 euro)

15~20分に一本くらいでていますが、バスの行き先の表示が、バス停に書いてあるのと
必ずしも一致していなくて、迷います。
バス停には "Avignon Centre" と書いてあっても、来たバスには
"Avignon Poste" とか表示されていたり、ひどいのになると "SPECIAL" だったり。。

スペシャルでもノーマルでもどっちでもよくて、、
行き先を教えて欲しいんだけど。

これに乗ってもたぶん大丈夫だろうとは思いつつも、安全策をとって、スルー。
でも、なかなか "Avignon Centre" も "Avignon Gare Routiere" も来ないので、
とりあえずテキトーに、その次に来た "Avignon Poste" 行きのバスに乗ってみたら、
なんてことはない、街の入り口(SNCFのアヴィニヨン駅前)にある郵便局行きでした。

まあ、泊まったホテルがそのすぐ近くだったので、結果オーライでしたが。

15分くらいで着きましたが、これはいわゆる路線バスなので、座れるとは限りません。
荷物が重いと結構たいへんです。

で、そのGrand Hotel Avignon がまた、いいホテルでした。
いわゆるモダンなホテルなんですが、お値段ちょっと高めなだけあって
ロビーも広く、庭もあり、部屋も広くて(寝室+リビング!)、アメニティも充実、
しかも城壁のある旧市街の入り口及びSNCFの駅からも近い。


DSC_0259_Avgn_hotel.JPG

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ここには2泊しました。
まあ、修道院を改装したものとか、フランスならではの古い建物とか
そういったホテルのほうが、もちろんいいんですけどね。

で、アヴィニヨンといえばなんといっても、教皇庁。
すごく疲れてたんですけど、見に行かないわけにはいきません。

教皇庁までは、たぶん徒歩でホテルから15分くらいでしたが、
途中メインストリートをまっすぐ歩いていきます。

まずは、旧市街の入口。

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アヴィニヨンの旧市街は城壁の中にあり、これがこの町の大きな特徴。
この城壁は、教皇庁が置かれていた14世紀に建造されたものだそうです。

ほんとに、きれいな町並み。。


エクスとはまた違った味わいがあります。
こっちのほうが、好きかも。

次回は、アヴィニヨンの街の散策です。






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