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STUDIO VOICE + 占い [本・雑誌]

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最近の記事で何度か書いたように、
STUDIO VOICEが面白くて、ヒマさえあれば読んでいる。

と同時に、最近シンクロニシティにはまった流れで、
ここのところ、すごく、易とか、占いに興味がわいている。
そういえば、ユングも易経にはまっていたらしいし。

http://www.kjsei.net/synchronicity/03.html



「易」心理学入門―易・ユング・共時性

「易」心理学入門―易・ユング・共時性

  • 作者: 定方 昭夫
  • 出版社/メーカー: 柏樹社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本



私は学生時代、心理学は結構勉強したのだけれど、ユングはちょっとだけ。
集合的無意識という概念に衝撃を受けたんだけど、
なぜかはまらなかったな。。 なぜだろう。
もっと勉強しておけばよかった、と後悔。
ていうかこれから勉強しよう。


そんな中、とりあえず、STUDIO VOICEをもっと入手しようと思って
先日、仕事帰りに、STUDIO VOICEがたくさんある古本屋があったのを思い出し、
途中で下りて、寄ってみた。

私はふだん、仕事帰りに寄り道をすることはまずない。
なぜなら、とてもお腹がすいていて、歩き回る気になれないから。
でも、なぜかその日は、大丈夫だった。

そして店の中に入ると、大量にSTUDIO VOICEがあるのを発見。
そして、その棚をざっと見始めた瞬間。 

私の目に飛び込んできたのは、
"特集:Fortune Teller" という文字だった。

私がまさに欲しかったのは、STUDIO VOICEと占い関係。
その2つが、同時に手に入った。

このあまりの偶然に、鳥肌が。

これをシンクロニシティと言わずして何と言えば。。


ちなみに中身の方もメチャクチャ面白かった。
たとえば、鏡リュウジさんという人。
名前だけは知っていたもののどんな人か全然知らなかったのだけれど、
なかなか面白い文章を書く。

占いとは世界に魔法をかけることだ、と彼は言う。
なんてステキなことを言うんだろう、と思った。

ただ、私が思うに、世界はそもそも魔法に満ちているのであって
その魔法に気づき、自分から進んでその魔法にかかることが、
占いではないだろうかと。

それによって自分が変わる。そして世界が変わる。
三島も『金閣寺』で言っている。

「この生を耐えるために、人間は認識という武器を持った。」

「行為ではなく、認識が世界を変える。」



この世は不幸と苦しみに満ちている、という人がいる。
幸福感とかがやきに満ちている、という人もいる。

もちろん、客観的な世界は、ひとつしか存在しない。
だとすれば、それぞれの世界の見方で、世界なんて簡単に別ものになってしまう、
世界を変えるとは、そういうことなんだ、
ということを、私はかつて『金閣寺』を読んだときに学んだ。

占いは、その手段のひとつなのかも。


といっては大げさか。





STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 1998年 12月号 [雑誌]

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 1998年 12月号 [雑誌]

  • 作者: INFAS
  • 出版社/メーカー: INFAS
  • 発売日: 1998
  • メディア: 雑誌






占いとユング心理学―偶然の一致はなぜ起こるのか

占いとユング心理学―偶然の一致はなぜ起こるのか

  • 作者: 秋山 さと子
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本




金閣寺 (新潮文庫)

金閣寺 (新潮文庫)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 文庫



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