結局、誰が正しいの? [食・体にいいこと]
なんと、あの Yes! タカス!でおなじみ、美容整形の鉄人、タカス先生が、
一日一食健康法に真っ向から対立する、健康に関する本を出版されるとか。
健康法や食事法に関しては、とにかくいろんなことを言ってる人が多すぎて、
誰が言ってることを信じればいいのか、わかりません。
とりあえず、タカス先生がここで言う一日一食では長生きできない、というのは、
南雲先生のいってることに異議を唱えているわけですね。
南雲先生の本は一冊読みましたが、ご自身が非常に見た目が若いので
(しかも、彼の提唱する方法を実践することで若返ったという実績がある)、
すごく説得力があります。
なぜ人間は糖尿になるか、というくだりも、人類の歴史を振り返り、
人間は本来こういうものだ、という視点からの考察になっていて
説得力がありすぎて恐ろしくなります。
彼はアンチエイジングという意味では身をもって証明しているものの、
「長生き」という意味では、証明できていないわけですね。
見た目は若いながらも、あるとき60歳くらいでポックリいってしまう可能性もあり。
また、一日一食というのは、たしかに人類の歴史を振り返れば、むしろ
人間にとって自然かもしれません。
そして、人間の体は、空腹に対処するメカニズムはいくつも持っていても、
飽食に関しては持ち合わせていない、という事実が物語るように、
空腹状態が長いことを前提に、人間の体も進化してきたのかもしれません。
ですが、それはあくまでも生命維持のための防御システムということであって
一日一食が必ずしも体にいいとは限らないのでは、と思ってしまいます。
一方、タカス先生はといえば、どちらかというと
食事や運動でアンチエイジングとか長生き、とかっていうより
外科手術や注射などによって、物理的且つ不自然な方法で、無理やり若さを保つ方法を
研究している人では。。? 正直、そんな人の言うことは信用できませんが。。
しかも、小太りが長生きする、って、これ、自己正当化。。
ただ、痩せたいと願いながらも意志が弱くてダイエットが続かない、なんていう
世の小太り女性には福音となる可能性はなきにしもあらずです。
個人的には、長生きするための健康法っていうのはわりとシンプルで、
玄米菜食腹八分目、毎日適度に体を動かす、
ストレスをためずにのんびりと、
っていう生活をすれば十分だと思っているのですが。
まあ、見た目年齢も年相応で、小太りで長生きするか、
一日一食で、若々しく健康だけど、早死にするか、
仮にどちらか選べといわれたら、私だったら、後者ですかねぇ。。
なんだかんだいって、おばさま方に受けがよさそうな、ナイスミドル然とした
南雲先生に軍配があがるような気がしますが。。
まあ、タカス先生の方が、おもろいですけど。
毎週かあさん―サイバラくろにくる2004‐2008 (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 西原 理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10
- メディア: コミック
2012-09-03 20:39
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