SSブログ

BRUTUS +オカルト [本・雑誌]

Oyabun_Onemuri.jpg




本棚を整理していたら、昔のBRUTUSが出てきた。

94年のもので、特集は、題して 「オカルト不思議博物館」。
しかも表紙にはなんと、なぜか若き日の杉作J太郎氏が、恐山をバックに写った写真。


Brutus_94.JPG


DSC_0004_Sugisaku.JPG    当時、32歳。。。



コリン・ウィルソンの寄稿もあり。
これは面白い。

まあ、内容は、なんか別の本で読んだような気はするけど忘れてた、
みたいなことばかりで、特に目新しいことはないんだけど、
「オカルト本必読本49」と称したブックガイドがなかなか面白い。

94年時点のものだから、大半は既に絶版になっているのでは、と
思われたけど、Amazonで調べてみたら、やっぱりそうだった。

中には、限りなくトンデモ本に近いものも結構含まれているけれど、
面白そうなものをピックアップしてみる。



サイケデリック神秘学―セックス・麻薬・オカルティズム

サイケデリック神秘学―セックス・麻薬・オカルティズム

  • 作者: ロバート・A・ウィルソン
  • 出版社/メーカー: ペヨトル工房
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 単行本



カラスの死骸はなぜ見あたらないのか―あなたの常識がひっくり返る本 (ON SELECT)

カラスの死骸はなぜ見あたらないのか―あなたの常識がひっくり返る本 (ON SELECT)

  • 作者: 矢追 純一
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 単行本



スーパーセルフ―知られざる内なる力 (ポイエーシス叢書)

スーパーセルフ―知られざる内なる力 (ポイエーシス叢書)

  • 作者: イアン ウィルソン
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: 単行本



日本の呪い―「闇の心性」が生み出す文化とは (光文社文庫―光文社ノンフィクション文庫)

日本の呪い―「闇の心性」が生み出す文化とは (光文社文庫―光文社ノンフィクション文庫)

  • 作者: 小松 和彦
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 文庫



親分お眠り (1975年) (現代教養文庫―世界怪奇実話 4)

親分お眠り (1975年) (現代教養文庫―世界怪奇実話 4)

  • 作者: 長谷川 海太郎
  • 出版社/メーカー: 社会思想社
  • 発売日: 1975
  • メディア: 文庫



オカルトの図像学

オカルトの図像学

  • 作者: フレッド ゲティングズ
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 1994/06
  • メディア: 単行本





私がここで特に興味を持ったのは、牧逸馬
彼の本名は長谷川海太郎で、時代劇映画で有名な『丹下左膳』の原作者、林不忘である。

牧逸馬は、海外で起きた奇怪な事件をエンターテイメントとして
読み物に仕立て上げた作品を書くときに使っていたペンネームとのこと。
ぜんぜん知らなかった。

それにしても、この表紙(冒頭の画像)から既に、尋常でないオーラが出まくってる。
私の中のなにかが、それに反応せずにいられない。

94年の時点で、その作品の大半が絶版、とあるので、
入手困難と思ったら、AmazonでKINDLE版が大量に出回っててびびった。



浴槽の花嫁

浴槽の花嫁

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/10/01
  • メディア: Kindle版




思わず買ってしまった。
だって 0円なんだもの。。

はからずも、これが私が初めてKINDLEで購入した電子書籍となってしまった。。



島田荘司が編集した彼のアンソロジーの、こちらはわりと容易に入手できる模様。




牧逸馬の世界怪奇実話 (光文社文庫)

牧逸馬の世界怪奇実話 (光文社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2003/12/09
  • メディア: 文庫




収録作は、切り裂きジャックや、ハノーヴァーの人肉売り事件、
マリー・セレスト号事件、タイタニック号沈没、さらにマタ・ハリなど、
わりと有名な事件を扱っている模様。

オカルトというよりは、異常犯罪ものだけど。


オカルトって、やっぱり面白い。
信じる・信じないは別として。




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。