BRUTUS +オカルト [本・雑誌]
本棚を整理していたら、昔のBRUTUSが出てきた。
94年のもので、特集は、題して 「オカルト不思議博物館」。
しかも表紙にはなんと、なぜか若き日の杉作J太郎氏が、恐山をバックに写った写真。
当時、32歳。。。 |
コリン・ウィルソンの寄稿もあり。
これは面白い。
まあ、内容は、なんか別の本で読んだような気はするけど忘れてた、
みたいなことばかりで、特に目新しいことはないんだけど、
「オカルト本必読本49」と称したブックガイドがなかなか面白い。
94年時点のものだから、大半は既に絶版になっているのでは、と
思われたけど、Amazonで調べてみたら、やっぱりそうだった。
中には、限りなくトンデモ本に近いものも結構含まれているけれど、
面白そうなものをピックアップしてみる。
カラスの死骸はなぜ見あたらないのか―あなたの常識がひっくり返る本 (ON SELECT)
- 作者: 矢追 純一
- 出版社/メーカー: 雄鶏社
- 発売日: 1993/04
- メディア: 単行本
日本の呪い―「闇の心性」が生み出す文化とは (光文社文庫―光文社ノンフィクション文庫)
- 作者: 小松 和彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1995/08
- メディア: 文庫
親分お眠り (1975年) (現代教養文庫―世界怪奇実話 4)
- 作者: 長谷川 海太郎
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1975
- メディア: 文庫
私がここで特に興味を持ったのは、牧逸馬。
彼の本名は長谷川海太郎で、時代劇映画で有名な『丹下左膳』の原作者、林不忘である。
牧逸馬は、海外で起きた奇怪な事件をエンターテイメントとして
読み物に仕立て上げた作品を書くときに使っていたペンネームとのこと。
ぜんぜん知らなかった。
それにしても、この表紙(冒頭の画像)から既に、尋常でないオーラが出まくってる。
私の中のなにかが、それに反応せずにいられない。
94年の時点で、その作品の大半が絶版、とあるので、
入手困難と思ったら、AmazonでKINDLE版が大量に出回っててびびった。
思わず買ってしまった。
だって 0円なんだもの。。
はからずも、これが私が初めてKINDLEで購入した電子書籍となってしまった。。
島田荘司が編集した彼のアンソロジーの、こちらはわりと容易に入手できる模様。
収録作は、切り裂きジャックや、ハノーヴァーの人肉売り事件、
マリー・セレスト号事件、タイタニック号沈没、さらにマタ・ハリなど、
わりと有名な事件を扱っている模様。
オカルトというよりは、異常犯罪ものだけど。
オカルトって、やっぱり面白い。
信じる・信じないは別として。
2013-10-27 09:42
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