PRINCE +ジャケ [音楽]
プリンスの、"LOVESEXY" 。。。
これはたぶん、私が持っているレコードの中で、最強のジャケだと思う。
しかも、
こんなアホみたいなタイトルをつけられても、なんか納得というか、成立してしまうのも、
世界中でプリンスただひとりでしょう。。
最高としかいいようがない。
というか ものすごいインパクトで、
レコード屋で見つけた瞬間、即買いだったな。。
ただ、内容的にはあまり好きではなくて、ふだんほとんど聴かないんだけど。
80年代のプリンスは、いうまでもなく音楽的にも最高で、
誰もが認める天才っぷりなんだけど
そのレコードジャケットも最高だった。
私は、”PARADE"と "SIGN OF THE TIMES" のジャケがすごく好きだけれど
これは、ジャケも最高なら内容も最高。
パープル・レインのジャケも、よくみるとめっちゃかっこよくて、
あまりにもイカしたパープルなバイクにまたがって
こっちを見ているプリンスの、みるからに天才というか、
狂気すら漂う、明らかに只者ではない雰囲気、
妖しい・ヤバい・危険といったオーラに満ちた、その異様な風貌にもすごく魅かれる。
オビには、
とっておきの悦楽をおまえに
刹那の夢でいいなら
一夜の夢でいいなら
とありますが、これもなかなかシビレますね。
こんなにもかっこつけたフレーズが決まってしまうのも、
やはり84年のプリンスだから。
解説は、おなじみ今野雄二先生、そして大沢誉志幸。
こういった妖しさ、ヤバさみたいなものを感じさせるミュージシャンが最近
めっきり減ったのは残念なこと。
ただ危険、というだけの人はいるにしても。
90年代のプリンス作品は、80年代作品と比べると、つまらなくなっていくけれど
その内容に比例して、ジャケのクオリティも落ちていくわけで。。
名盤というのはたいていジャケも素晴らしい、
フシギなことに。
Prince And The Revolution/Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1994/08/22
- メディア: CD
2013-11-18 22:33
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