Sheena さん Forever [ROCK'N'ROLL]
2/14、バレンタインデー。
シーナ&ザ・ロケッツのシーナさんが、亡くなられた。
寝耳に水とはこのことで、全く考えたこともなかったから
本当に驚いたし、ショックだった。
正直言って、私は彼らの熱心なファンではなかったし
たぶんここ10年くらいは、彼らの音楽を聴くことはほとんどなかった。
しかし今回、私は、自分がいかにシーナさんのことが好きだったか、
ということを思い知らされた。
私がシーナ&ザ・ロケッツの音楽を初めて聴いたのは、たぶん
中学生か高校生のころ、なにかのテレビで見たことだった気もするけど、
或いは雑誌で見て知ってただけかもしれない。
なんといっても見た目があの通りでめっちゃかっこいいから、
どうしても印象に残るってもの。
でも、ちゃんとアルバムを初めて聴いたのは、たしか私が20歳前後のころで、
「#9」 だった。
あと、Dream + Revolt とか、Happy House なども聴いて
とてもシンプルでポップなロックンロールという印象で、
曲がすごくいいと思ったけど、なんといってもシーナさんのアクの強いヴォーカルにやられた。
でも、その後は、私自身、他にいろんな音楽に手を伸ばしていく中で、
彼らの作品を聴くことは、だんだん少なくなっていった。
その後いくつか彼らの作品を買ったりもしたけれど、
やっぱり上にあげた3作品あたりが私は好きで
持っていたはずなのだけれど、いくら探してもみつからない。
おかしい。。 と思ったら、カセットテープで持っていた。(笑)
とりあえず、「#9」と「Dream + Revolt」をCDで買いなおし、
この2つばかり聴いている今日この頃。
すごく久しぶりに聴いたけど、本当に素晴らしい。
いま聴くと、いかにかれらがストーンズやラモーンズ、Dr.Feelgood、
或いは50年代~60年代のロックンロールなどを愛し、血肉化しているかがわかる。
しかし、その音楽はあくまでも、彼ら独自のポップセンスによってできている。
鮎川誠さんのソングライティングセンス、ギターセンスは素晴らしい。
そして、そこにシーナさんのヴォーカルが入っているわけだから
彼らの作品が素晴らしくないはずがない。
存在自体がロックンロール。
こんな人、世界中さがしても、滅多にいるもんじゃない。
私は、日本の女性歌手の中では、シーナさんが、
1、2を争うくらい、好きなんだ。
だけど、なんて馬鹿なんだろう、
亡くなってからそのことに気づいたなんて。
シーナさん、ごめんね。
そして、本当に、ありがとう。
2015-03-01 19:52
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