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アユタヤという廃墟 [旅・おでかけ・写真]

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そろそろ世間的にはバカンスの季節も終了。
私はまだなんだが。

とりあえず、直近でバカンスっぽいことをしたといえばこれ、いうことで
タイのアユタヤにいったときの写真をまとめてみる。

今年、仕事でタイにいったときに、週末にめずらしく少し時間ができたので、
一緒に行動してた人たちと、たまには観光にでも行くか、ということなって
行ってみた。

滞在していた町から車で2時間近くかけて、到着。


私はアユタヤに関しては、名前は知ってるという程度で、何の予備知識もない上に、
殆ど下調べをしないで行ったので、後から知ったのだけれど
アユタヤの観光地は、古い町並みとかいうよりも、基本的には遺跡で、
しかも広いエリアにわたって、何ヶ所か点在しているらしいのだけれど

私たちは行き先はドライバーに任せて、有名どころに連れて行ってもらったので
そのうちのいくつかしか見られなかった。



まずはふつうに、寺院建築を見に行った。
今まで見たことのないような、フシギなデザインの建築物の素晴らしさに驚く。

非常に美しい。
テンションUP。


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考えてみれば、タイには何度も行ってるけど、
じっくりとお寺を見たことがなかった。
こうしてみると、日本ともヨーロッパとも違うのはもちろんのこと、
中国やインドともぜんぜん違うし、バンコクのお寺とも違う、独特なデザインで、とても面白い。


しかし、
次に向かったところは、思いっきり廃墟で、びっくりした。


Ayutaya_PICT5168.JPG



私は今まで、海外で遺跡や廃墟などを見ることは殆どなかった上に、
廃墟といえば人が住んでない建物くらいしか見たことがなく、
ここまで豪快に、町全体が破壊された廃墟、っていうのは、初めてなので
結構なインパクトだった。




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なんか、妙に感動した。
廃墟の町というのは、独特な美しさがあるものだなぁ、と。

ちょっと写真では伝わらないかと思われるけれど。


また、ここまで徹底的に破壊されながら、
美しい寺院建築が無傷で残ったのは、奇跡的かと。

或いは、何らかのタブーに触れるようなことだったのかもしれないけれど。


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こちらは有名な、首を斬られた仏像。


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なんともいえない凄みがある。

この地で生きていた人間の生活や祈り、争い、哀しみ、
ここを襲った人間たちの野心、おそれ

そういったものが、仏像の後ろに少しだけ見えたような気がした。


観光客がたくさんいたけれど、
半分日本人、半分西洋人といったかんじだった。

行ってよかった。

ただ、当たり前だけど、
タイはあまりにも日差しが強いので、観光で歩き回るのは、結構つらい。
ドライバーがいてくれてすごく助かった。







タイ―バンコク、アユタヤ、プーケット、チェンマイ (ワールドガイド―アジア)

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週刊ユネスコ世界遺産 No.80 2002年 6/20号 タイ アユタヤと周辺の歴史地区

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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002
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