アユタヤという廃墟 [旅・おでかけ・写真]
そろそろ世間的にはバカンスの季節も終了。
私はまだなんだが。
とりあえず、直近でバカンスっぽいことをしたといえばこれ、いうことで
タイのアユタヤにいったときの写真をまとめてみる。
今年、仕事でタイにいったときに、週末にめずらしく少し時間ができたので、
一緒に行動してた人たちと、たまには観光にでも行くか、ということなって
行ってみた。
滞在していた町から車で2時間近くかけて、到着。
私はアユタヤに関しては、名前は知ってるという程度で、何の予備知識もない上に、
殆ど下調べをしないで行ったので、後から知ったのだけれど
アユタヤの観光地は、古い町並みとかいうよりも、基本的には遺跡で、
しかも広いエリアにわたって、何ヶ所か点在しているらしいのだけれど
私たちは行き先はドライバーに任せて、有名どころに連れて行ってもらったので
そのうちのいくつかしか見られなかった。
まずはふつうに、寺院建築を見に行った。
今まで見たことのないような、フシギなデザインの建築物の素晴らしさに驚く。
非常に美しい。
テンションUP。
考えてみれば、タイには何度も行ってるけど、
じっくりとお寺を見たことがなかった。
こうしてみると、日本ともヨーロッパとも違うのはもちろんのこと、
中国やインドともぜんぜん違うし、バンコクのお寺とも違う、独特なデザインで、とても面白い。
しかし、
次に向かったところは、思いっきり廃墟で、びっくりした。
私は今まで、海外で遺跡や廃墟などを見ることは殆どなかった上に、
廃墟といえば人が住んでない建物くらいしか見たことがなく、
ここまで豪快に、町全体が破壊された廃墟、っていうのは、初めてなので
結構なインパクトだった。
なんか、妙に感動した。
廃墟の町というのは、独特な美しさがあるものだなぁ、と。
ちょっと写真では伝わらないかと思われるけれど。
また、ここまで徹底的に破壊されながら、
美しい寺院建築が無傷で残ったのは、奇跡的かと。
或いは、何らかのタブーに触れるようなことだったのかもしれないけれど。
こちらは有名な、首を斬られた仏像。
なんともいえない凄みがある。
この地で生きていた人間の生活や祈り、争い、哀しみ、
ここを襲った人間たちの野心、おそれ
そういったものが、仏像の後ろに少しだけ見えたような気がした。
観光客がたくさんいたけれど、
半分日本人、半分西洋人といったかんじだった。
行ってよかった。
ただ、当たり前だけど、
タイはあまりにも日差しが強いので、観光で歩き回るのは、結構つらい。
ドライバーがいてくれてすごく助かった。
タイ―バンコク、アユタヤ、プーケット、チェンマイ (ワールドガイド―アジア)
- 作者:
- 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
週刊ユネスコ世界遺産 No.80 2002年 6/20号 タイ アユタヤと周辺の歴史地区
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002
- メディア: 雑誌
2013-09-22 10:49
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