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タモリ本 (2) [映画・芸能]

つる薔薇_DSC_0042.JPG




先日購入した雑誌ケトルのタモリ特集を読んだ。

ここで紹介されているタモさんの言葉は、思った以上に素晴らしく、こころに響くもので
私がふだんなんとなく考えていて、でも、もやもやしていたものを
ピタッと表現してもらった、そんな感じの言葉がたくさんあって、ちょっと驚いた。

いつも誰かが、こういう仕事あるんだけどどう?って声をかけてくれてたんです。 その流れに身を任せてきただけ。

私もまさにそう。
しかも、「必ず実力より高めの仕事がくる」のもその通り。(汗

やりたい仕事があって、それをめざして頑張って、なんてしたことない。



「人間、行き当たりばったりがいちばんですよ。
目標を持つと、達成できないといやだし、達成するためにやりたいことを我慢するなんてバカみたいでしょう。」 (この言葉の)真意は、今を生きるべし、ってこと。



私は最近、努力をすることをやめた。
例えば、仏語とか英語とか、その他仕事で必要になりそうなこととか、
いろいろ勉強してたりしてたんだけど、
結局、それに時間をとられて、買ったけど読んでない本とか
見てないDVDが、山積みになっていくばかり。

そんなことなら、一切勉強とかやめて、読みたい本を読み、
見たいDVDを見たほうが、よっぽど有意義な人生なんじゃないか、
と思うようになった
そんな私にはまさに福音だった。

先日のタモリ倶楽部でも、

人間、夢をもっちゃいけませんよねぇ。。

と言ってて、笑った。



「教養なんてのは、あってもなくてもいい。大人のおもちゃなんだから、あればあそびが増えるだけの話。」

「なんであんな年齢の人が、あんなに可愛いんだろうと思える人が最高に知的。」



知識が豊富=知的、と思ってる人が、まだまだ日本に多いのは事実。
そんなわけないのに。
お勉強ができてもぜんぜん知性を感じさせない残念な人って、いっぱいいる。


昨今、「才気」は、「知性」なる思い上がった愚か者にとって替わられてしまったのではないだろうか?

(バルベー・ドールヴィイ 「ホイスト勝負の札の裏側」)





改めてタモさんの素晴らしさを思い知った。

赤塚不二夫との対談も買ってしまった。





これでいいのだ。―赤塚不二夫対談集

これでいいのだ。―赤塚不二夫対談集

  • 作者: 赤塚 不二夫
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2000/01/14
  • メディア: 単行本




ケトル Vol.16  2013年12月発売号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • メディア: Kindle版



悪魔のような女たち (ちくま文庫)

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  • 作者: ジュール・バルベー ドールヴィイ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 文庫




冒頭の写真 : 最近庭で咲き始めたつる薔薇。



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