えのすいの衝撃 [旅・おでかけ・写真]
えのすいこと、新江ノ島水族館にいってきた。
水族館に行くのは、子供の頃以来?
友人に誘われて、行ったのだけれど、
うーん 正直、水族館ってあまり楽しかった記憶もないしー、
そんなに魚とか興味ないしー、
でもなにかきれいな生き物とかいるかも、まあ見てみるかー
くらいなかんじだった。
しかし
結論からいうと、
めっちゃ楽しかった!
ていうか、あまりの美しさに、衝撃を受けましたよ。
館内に足を踏み入れるなり、いきなり、いわしの群れにびっくり。
群泳というのか、子供の頃、『スイミー』という絵本で読んだ、
一匹は小さいけれど、それが何百という群れでひと塊りで泳ぐことで、
巨大な生物のように見えるという、まさにあれで、
それが、刻一刻と形を変えていくさまに、極めて幻惑的なものを感じて、
すっかり魅了されてしまった。
しかし、そんなものは文字通り序の口で、館内を順に辿っていくと、次から次へと、
ふだん全く見ることのない、ていうか想像したことすらないような
不思議な生き物もたくさんいて、非常に面白い。
たつのおとしごとか、巨大なエイ、アザラシなんかもかわいかったけど、
印象的だったのは、たとえばこのカニ。
名前は忘れたけど、なんともいえない不思議なデザイン、
そして妙に、美脚なんだよね。。(笑
おおかみなんとかっていう、案外、コワモテの魚もいたし
なんか、魚って結構おっさんみたいな顔してる奴がおおいんだなー、
などと思ったり。
イルカショーも、たぶん初めて見たんだけど、楽しかった。
ていうか、
水族館のイルカショー
だなんて、カップルか家族連れで9割方占められていると思われる、
あまりにも爽やかでアットホームでピースフルな空間に、私がいる、という
それ自体がウソみたいな話で、奇跡に近いというか、なんだか笑えた。
でも、それほど違和感を感じなかったのが、不思議だった。
しかし、なんといっても凄かったのは、くらげ。
正直、くらげの泳ぐ姿のあまりの美しさに、度肝を抜かれた。
くらげが、こんなにも美しい生き物だったとは。。
そして不思議。
骨もなければ、脳もない。
なのに、動いているし、えさも食べる。
更に、毒針で人を攻撃したりもする。。
そんな、美しいのに棘があるという、薔薇にも通じる部分も魅力的。
動物と植物の中間のような存在。
或いは、巨大なプランクトンだとか、鉱物のようにも見えてくる。
実に不思議で、美しい生き物。。
私は完全に、その魅力のとりこになってしまった。
くらげ自体だけでなく、そのディスプレイ方法が、実によくできている。
とくに、このくらげプラネット。
http://news.mynavi.jp/news/2014/06/02/147/
球体の水槽に、くらげをいれるというこの発想。
このディスプレイを考えた人、すごいなー、と思う。
球体の美しさというものをよくわかっているというか、
15世紀北方ルネサンスや中世の錬金術などにも通じる魔術性・幻想性を感じた。
それはまさに、Magicalな空間だった。
澁澤がこれを見たら、なんて言うだろう。
こちらは、タコくらげ。だったかな。
水くらげと比べると、美しくはないのだけれど、
妙にリラックマ的な、そのポテッとした見た目と、やるきのない感じがおもろい。
ほっこりする。
とりあえず今後の目標としては、
最低でも3ヵ所くらいは、ほかの水族館にも行く、
くらげのDVDを買って、夜はリビングでそれを流しっぱなしにする、
と思ってしまったくらい、衝撃を受けたのでした。
水族館ってすばらしい。
おやすみくらげ DVD BOOK 【DVD約70分収録】 (<DVD>)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/10/26
- メディア: 大型本
2014-08-11 08:54
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